眼を診て
向き合い
32年。
院長と日本眼科学会専門医取得の医師
2人で手術を実施しています。
アクセス Access
-
お車でお越しの方
駐車場:20台有り
-
公共交通機関でお越しの方
竹の塚駅東口より東武バス
綾24 六町駅・車検場経由(綾瀬駅行)
第五都営住宅下車 すぐ前六町駅より東武バス
綾24 六町駅・車検場経由(竹の塚駅東口行)
第五都営住宅下車 すぐ前綾瀬駅より東武バス
綾24 六町駅・車検場経由(竹の塚駅東口行)
第五都営住宅下車 すぐ前
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 9:00 - 12:00 | ● | ● |
× (手術) |
● | ● | ● |
午前 14:00 - 19:00 | ● | ● | × | ● | ● | ● |
日 | |
診療時間 | 午後 12:00 - 16:00 |
※定休日:水曜日・祝日・夏期休業・年末年始
その他あり
※終了時間の30分前までにご来院ください。
院長紹介 Head doctor
一言に目の異常といってもその症状は実に様々です。
充血や痛みなどの患者様の自覚できる症状の他、自覚症状のない思わぬ病気が隠れていることもあります。
横山眼科では様々な最新検査機器と経験・知識により、病気の早期発見と治療に努めます。
また、当院では小切開法超音波白内障日帰り手術・緑内障日帰り手術やレーザー治療などを行っております。
院長・医学博士 横山寿光
経歴
- 昭和59年3月
- 杏林大学 医学部 卒業
- 昭和59年5月
-
第77回医師国家試験合格
杏林大学医学部付属病院 眼科勤務
板橋中央総合病院 眼科勤務
- 平成元年10月
-
日本眼科学会
第1回眼科専門医試験合格
眼科専門医取得
- 平成2年7月
- 横山眼科医院開設
- 平成5年4月
- 医学博士号取得
- 平成5年12月
- 医療法人社団 栄視会 理事長就任
現在にいたる
所属
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日本眼科学会会員・専門医
日本眼科手術学会会員
日本コンタクトレンズ学会会員
日本臨床眼科学会会員
当院の特徴 Feature
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共焦点走査型ダイオード
レーザ検眼「Mirante」を
2台導入従来の眼底カメラよりも、広い範囲、高画質、スピーディーに撮影できるダイオードレーザ検眼機器
「Mirante」を当院では2台導入しております。
本機器は、検査の際に瞳孔を開く必要がないため、お車でお越しいただいた患者様も眼底の検査を受ける事が可能となります。-
Miranteの特徴.1
瞳孔を開かなくても、従来の機器と比べ広い範囲の眼底写真を撮影する事が可能です。
車でご来院された方や、散瞳できない場合でも、この検査機器によって糖尿病網膜症や網膜剥離などの疾患の早期発見へ繋げることが期待できます。 -
Miranteの特徴.2
白内障をはじめとする、これまでの眼底カメラでは撮影が難しかった症例でも高画質な写真の撮影を行う事が可能となりました。
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Miranteの特徴.3
Miranteでは、網膜血管の撮影を行う事が可能です。これにより、異常な血管や脱落などの変化を早期に発見し、網膜静脈閉塞症などの病態を把握し、適切な治療へ結びつけます。
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土曜日・日曜日も診療
平日は忙しい患者様や急な症状で受診が必要な患者様のために当院では土曜日と日曜日(12:00〜16:00)の診療を行っております。
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白内障手術の
豊富な実績年平均350件以上の日帰り白内障手術を行なっております。
白内障だけでなく、緑内障、一般眼科手術まで幅広く手術に対応。
毎週水曜日に手術をしています。 -
経験豊富な
看護師が在籍患者様の眼のお悩みに寄り添う経験豊富な看護師が在籍しております。当院では常勤看護師 4名(手術看護師1名)体制で日々患者様と向き合っております。
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硝子体注射を
実施手術が必要になった場合に毎週の手術の枠で早期に治療ができます。
網膜硝子体手術について -
ボトックス治療は適宜実施
視野検査・蛍光眼底造影・網膜光凝固治療・YAGレーザー治療・新生児ブジーは適宜行っております。
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手術の不要な
近視矯正治療オルソケラトロジー(自費診療)・低濃度アトロピン治療を行っております。
いずれも適応検査の結果をもとに医師が判断いたします。 -
経験豊富な
視能訓練士国家資格である視能訓練士が6名在籍し、斜視・弱視の検査・指導に力を入れています。
お子様も安心して治療できます。 -
大型・二種
免許等の奥行き
検査の練習免許の取得時と更新時には深視力検査(奥行き検査)に合格する必要があり、事前練習が可能です。
当院の診療について About treatment treatment
白内障当院手術実績 747件(直近1年間) 令和5年9月~令和6年8月
横山眼科医院では患者様の大切な目を守る為、
最新医療機器の導入や院長他、日本眼科学会専門医取得の医師が執刀医として患者様と向きあう事はもちろん、全スタッフ一丸となり質の高い医療をご提供してまいります。
診療案内 Medical information
当院では保険適応での診療をはじめ、
オルソケラトロジーなどの
自由診療(自費診療)まで
幅広く対応を
行なっております。
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白内障
白内障治療で使用する眼内レンズは単焦点眼内レンズをはじめ、多焦点眼内レンズ(片目:280,000円)、多焦点乱視用眼内レンズ(片目:300,000円)の取り扱いがございます。また、日帰り白内障手術・難症例白内障にも対応しております。
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網膜硝子体手術
なんらかの原因により、硝子体の内部に濁りや、出血が発生すると、視力の低下や、黒い点や蚊が飛んでいるように見える飛蚊症などの症状がみられます。
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緑内障
眼圧が高くなるなど何らかの原因により視神経が障害され暗点と呼ばれる見えない部分が出てくる疾病を緑内障と言います。院長他、日本眼科学会専門医取得の医師が執刀し、日帰り手術を行なっております。
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アレルギー性結膜炎
アレルギー性結膜炎とは、目の表面にハウスダストや花粉などアレルゲンが付着しておこる結膜炎の総称です。
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VDT症候群
VDT症候群とは、ディスプレイ作業を長時間続けた際に起こる視覚障害のことで、別名テクノストレス眼症とも呼ばれており、目の疲れや痛み、充血などの症状が見られます。
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小児眼科(学校検診)
小学生までのお子様を対象に、診察を行なっております。当院は足立区内10校の学校医として、年に1回実施される学校検診を行なっております。検診ではA~Dの4分類で判定を行います。A判定以外の場合には一度眼科へ受診しましょう。
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弱視・斜視
お子様の視力は3歳頃から発達し6歳頃にはお子様の持つ視力がほぼ完成となります。 その為、弱視や斜視の治療は早期に発見し治療を開始するのが重要となります。
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オルソケラトロジー(自費診療)
オルソケラトロジーは就寝時に装用し角膜の形を矯正させる事で視力を回復させます。
目の成長段階であるお子様へ治療を開始する事により近視の進行を抑制する効果が期待できます。費用は両目で108,500円となります。 -
メガネ・コンタクトレンズ処方
当院では、患者様おひとりおひとりに合ったメガネ・コンタクトレンズの処方を行っております。
診療案内白内障
白内障とは?
眼球はよくカメラに例えられますが、カメラのレンズと同様の働きをしているのが水晶体です。
この水晶体は凸レンズのような形状をしており、透明な組織でタンパク質と水分によって構成されております。
正常な水晶体は透明で光をよく通しますが、何らかの原因によって水晶体の中身が濁ることがあり、その症状が「白内障」と呼ばれる疾病です。
水晶体が濁ってしまうと、光の通過がうまくいかなくなったり、乱反射してしまい、鮮明な像を認識できなくなり、結果視力の低下へと繋がります。
◼️白内障の主な症状
- 物がかすんで見える
- 光が眩しく感じる、明るい所では物が見づらい
- 一時的に近い物が見えやすくなった、メガネが合わなくなった
- 物が2重、3重に見えてしまう
白内障の原因
白内障は様々な原因で起りますが、最も多いのは加齢によるものです。これを「加齢性白内障」と呼んでいます。
個人差がありますが、誰でも年をとるにつれて、水晶体は濁ってきます。加齢性白内障は一種の老化現象ですから高年齢の人ほど多く発症します。
また、糖尿病などの合併症として、若い人の発症も増えています。
目の怪我や薬剤の副作用から白内障を起こす場合もあります。
白内障治療について
当院での白内障手術は、手術時間も短く、患者様へのリスクも低く安全な低侵襲小切開白内障手術を行なっております。
白内障の手術では、濁ってしまった水晶体を超音波で砕き吸い出し、眼内レンズを入れ視力を回復させます。
患者様のライフスタイルに合わせ、通常の『単焦点眼内レンズ』をはじめ、『乱視矯正眼内レンズ』や老眼の治療も併せて行える『多焦点眼内レンズ』も取り扱っております。
白内障手術の中でも難しいとされる、『成熟白内障』や水晶体の脱臼・落下、難症例白内障の治療も行なっております。
また、眼内レンズの脱臼及び落下、白内障手術後に発生した合併症に対しても手術治療が可能です。
導入機器
LUMERA700
- 白内障手術費用
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3割負担約50,000円
1割負担約18,000円
白内障手術時に使用する
多焦点眼内レンズ価格について
令和2年4月より、術後の眼鏡装用率の軽減を目的とした多焦点眼内レンズを使用する白内障手術は厚生労働省が定める選定療養の対象となりました。
選定療養とは、患者様が選択して受ける追加的な医療サービス費用を自己負担することで、保険適応の治療と保険適応外の治療を併せて受けることができる制度です。
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多焦点眼内レンズ
片眼:280,000円
+
保険診療
自己負担分 -
多焦点乱視用眼内レンズ
片眼:300,000円
+
保険診療
自己負担分
当院の白内障治療の特徴
以下の症例に対応しております
- ・進行した高度(過熟)白内障に応需
- ・小瞳孔
- ・眼内レンズ逢着術
- ・術後眼内レンズ偏位 / レンズ脱臼
- ・糖尿病、アトピー性由来の方
- ・水晶体を支える組織の弱い方
- ・多焦点レンズの摘出及び眼内レンズの再挿入
白内障手術では、手術を安全に進める為に瞳孔を大きく開く処置を行なってから手術を開始しておりますが、なんらかの原因により瞳孔が広がりにくい小瞳孔の方がおられます。
瞳孔を拡張するために追加で処置を行う事もありますが、当院では術後の瞳孔拡張が少なくなる処置を施す事を心がけております。その理由としては当日の手術だけでなく、前日と術後も含め過ごしやすい状態である事が何よりも大事であると考えている為です。
この小瞳孔はご自身で気づく事が難しく、更に成熟白内障などが加わると難症例白内障という事になります。ですが、当院はこのような難しい症例でもお断りする事なく、患者様の快適な生活の為、全力で治療に向き合っております。
水晶体嚢拡張リング(CTR)で
レンズを綺麗な位置に配置
小瞳孔の方でも瞳孔拡張リング
(Malyugin Ring)で安全に
白内障手術を実施
眼内レンズの強膜内固定、逢着術が必要な方は是非、御相談ください。
(他院での手術後の応需対応)
白内障手術や多焦点レンズを勧められた方へのセカンドオピニオンを行っていますので相談ください。
診療案内網膜硝子体手術
網膜硝子体手術について
硝子体とは眼球の大部分を満たしている無色透明のゼリー状の組織です。硝子体には眼球の形を整えたり、目に入ってくる光を屈折させる働きがあります。
なんらかの原因により、硝子体の内部に濁りや出血が発生すると、視力の低下、黒い点や蚊が飛んでいるように見える飛蚊症などの症状がみられます。
主な疾患として、黄斑上膜、硝子体出血、糖尿病網膜症などがあります。
治療法は患者様の眼内の状況によって方法がかわりますが、長くても1時間程度で手術は終了します。
導入機器
costellation vision system
適応疾患についての一例
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硝子体出血
糖尿病網膜症、網膜中心静脈閉塞症、網膜細動脈瘤破裂などを原因として発症する疾患です。網膜の血管から出血が起こり、硝子体内に血が溜まった状態になり、光が網膜まで届かず、視力障害を引き起こします。
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黄斑前膜・黄斑上膜
網膜中心部である黄斑部網膜前に膜ができる事により発症します。原因として、加齢により硝子体が網膜から剥がれてしまい、網膜の表面に残った硝子体が膜となる事で発症します。その膜が収縮する事によって、歪んで見える、色がくすむなどの視力異常が発生します。
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黄斑円孔
網膜が硝子体に引っ張られてしまい、網膜中心部の黄斑部に穴が開いてしまう疾病を黄斑円孔と言います。視野中心部の欠損、歪んで見える、視力低下などがみられますが、早期発見、早期治療により黄斑部に開いてしまった穴を塞ぎ、視力の回復が見込めます。
なお、術後はうつ伏せでの体位制限の必要がございます。
診療案内緑内障
緑内障とは?
眼圧が高くなるなど、何らかの原因により視神経が障害され、視野が欠けてくる病気です。
ほとんど自覚症状がなく、検査によってはじめて緑内障が診断されます。緑内障には色々なタイプがありますが、一番多い慢性型は生涯にわたり治療を必要とします。
治療の効果は自分では確認できませんが、視野の欠損がさらに進行することを防ぎます。
当院での治療は薬物療法をはじめ。レーザー治療や外科手術など、患者様に適した治療法にて緑内障の進行を防ぎます。
緑内障の主な症状
緑内障とは視神経の障害によって、暗点と呼ばれる見えない部分が発生し、視野が少しづつ狭まっていく疾病です。
狭まってしまった視野は元に戻す方法は無く、発症が分かった時点からの進行を止める治療しかできません。その為、早期に発見し早めの治療が重要となってきます。
しかし、緑内障はご自身で気づくのは難しく、進行も非常にゆっくりなため、異常を感じることはほとんどありません、違和感などの自覚症状が出た時には、症状がかなり進行している事が多いというのが実情です。
急性の緑内障の場合、急激に眼圧が上昇した結果、目の痛みや頭痛、吐き気といった症状を引き起こし、それらをきっかけとして発見される事もあります。
緑内障の検査について
これまでは、緑内障を発症する原因として、眼圧が高まる事によって引き起こされると考えられていましたが、正常な眼圧であっても緑内障を発症している方も多くいらっしゃるという事が分かってきております。正確な診断を行う為には、眼科医が眼内の奥にある神経の状態の観察や視野検査による診断がこれまで以上に重要となってきております。
当院では網膜にある、視神経の厚さや眼底を診る事ができる検査機器などを導入し緑内障の早期発見に繋げてまいります。
また、確定診断に必要な光干渉計検査3台(mirannte2台、RS3000)、静的視野検査2台(HFA:ZEISS製)を配置しており、患者様をお待たせしないよう心掛けております。
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眼圧検査
眼球の圧力がどの程度に保たれているか眼圧計を用いて測ります。
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眼底検査
検眼鏡や眼底カメラを用いて、目の内部を観察・撮影します。
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ハンフリー視野計(2台)
中心視野の微細な視野異常を検出します。
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ゴールドマン視野計
視神経障害などの第三神経細胞の早期障害を検出することが可能になります。
緑内障の治療法
視神経の障害は眼圧を下げることにより予防することが出来ます。
緑内障治療の効果は自分では確認できませんが、視野の欠損がさらに進行することを防ぎます。
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薬物療法
眼圧を下げるためには、房水と呼ばれる目の内部を流れている液体の産生の抑制、循環機能をよくする効果のある目薬を点眼します。期待した効果が見られない際は内服薬を使うこともあります。
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レーザー治療
レーザーを虹彩に当て房水の流れ出る出口を開け、眼圧を下げる処置を施します。痛みも無く日帰りで治療をおこなうことが可能です。
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外科手術
点眼治療やレーザー治療が難しい場合は手術をおこないます。房水の流れを妨げている原因を切開し流れをよくする手術や、房水の産生を抑える手術などがあります。
診療案内アレルギー性結膜炎
アレルギー性結膜炎とは?
アレルギー性結膜炎とは、目の表面にハウスダストや花粉など何らかのアレルゲンが付着しておこる結膜炎の総称です。
アレルギー性結膜炎は、季節性アレルギー性結膜炎と通年性アレルギー性結膜炎の二つがあり。季節性は花粉症のようにある季節だけ目が痒くなり、通年性はダニやハウスダスト、金属や薬品が原因で一年中アレルギー反応が出てしまいます。
アレルギー性結膜炎の主な症状
花粉やダニなどは体内に入っても本来であれば悪さをしないものですが、それらに対して過剰に反応してしまう事によりアレルギー反応として目の痒みなどの症状が見られます。
- 目の痒み
- 充血
- 目のごろつき
- 目に異物感がある感じがする
- 目やにが出る
- 涙が出る
アレルギー性結膜炎の治療
目のかゆみの原因となるヒスタミンという物質を出にくくする抗アレルギー点眼薬や抗アレルギー薬などを使用して治療をおこなう事が可能です。
花粉症のように毎年起こるのであれば、抗アレルギー点眼薬などを症状がでると予想される時期の数週間前から開始すると効果的です。
アレルギー性結膜炎の予防
まずはアレルギーの原因となる物の把握と、それらを避けることが一番の予防策です。
加えて、普段から洗眼するくせをつける、花粉などであれば家に入る前に服に付着している花粉を払い落とす、帽子をかぶる、手洗いうがいをする事も効果的です。
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花粉による症状がみられる方
・花粉が多く飛散するシーズンは極力外出を控える
・外出の際にはマスクやメガネなどを使用する
・空気清浄機の使用や洗濯物は外に干さず室内干しにする
・手洗いうがいをこまめにする -
ハウスダストが原因で症状が
みられる方・ほこりが溜まらないように小まめに掃除を行う
・布団や布製品などは小まめに洗濯や天日干しを行い、掃除機や布団叩きなどでダニ等を取り除く
診療案内VDT症候群
VDT症候群とは?
“VDT”とは Visual Display Terminal の略称であり、コンピューターを使用する為の表示装置のことを指します。VDT症候群とは、コンピューターやワープロ、テレビゲームなどを使ったディスプレイ作業を長時間続けた際に起こる視覚障害のことで、別名テクノストレス眼症とも呼ばれます。
VDT症候群の症状
目の疲れ、乾く、痛む、充血するといった症状が見られます。
また、これらの症状に加えて結膜炎や角膜炎、ドライアイ、体のだるさや痛み、吐き気、イライラしたり不安感、抑うつ状態になるなど、目だけでなく全身から精神面まで症状は多岐に渡ります。
VDT症候群の対策法
まず、長時間の作業は避け、1時間に10分程度の休憩を取るようにしましょう。
部屋の明るさも十分にとり、作業中は正しい姿勢を心がけましょう。
画面には反射をさえぎるフィルターを貼るようにし、メガネやコンタクトは度の合ったものを使用するようにしましょう。
それでも異常を感じたときには早めに専門医に相談することが肝心です。
診療案内小児眼科(学校検診)
当院での小児眼科について
小児眼科は大人のかかる眼科と違い、成長途中の目に対し治療を行い、大きくなってからの異常を無くすという観点が加わります。
日々のしっかりとした視力トレーニングや治療を行なわずに目が成長しきってしまうと、その状態からの視力の向上はあまり期待できません。
その為にも、不調や異常に気づいたら一度眼科へ受診される事をお勧めします。
このような様子が見られたら眼科へ受診を
- 目を触ったり、こすったりしていることが多い
- テレビや本などを見る時、距離が近い
- 片方の目を隠すと嫌がる
- ものを見るとき、眉を寄せたり、目を細めたりする
- 首を傾けたりして斜めに物を見ている
- 昼間の屋外では眩しそうにしている
近視治療にはオルソケラトロジー(自費診療)
オルソケラトロジーとは、就寝前にレンズを装用し、朝起きてから外すコンタクトレンズとなります。
コンタクトレンズは就寝時の装用は禁忌ですが、オルソケラトロジーは逆に就寝時に装用し角膜の形を矯正させる事で視力を回復させます。若い方ほど角膜が柔らかく効果が出やすいと考えられており、早く始める事により、近視の進行を抑制すると言われております。また個人差はありますが、日中は裸眼で過ごす事ができるようになります。
レンズの装用をやめる事で、角膜は元の形状に戻るので、安心してお使い頂けます。
激しい動きを必要とするスポーツや眼鏡などの器具をつけたくない、手術などによる視力矯正には抵抗がある方に向いている近視矯正治療法です。
オルソケラトロジーについて
学校検診でA判定以外のお子様へ
当院は足立区内10校の学校医として、年に1回実施される学校検診を行なっております。
検診では学業への影響があるかを短時間で検査するために、370方式と呼ばれる方法を採用し視力を判定します。
結果はA~Dの4分類で評価し、判定がA以外の場合は早めに眼科を受診しましょう。
■ 370方式による視力の判定
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A判定(視力1.0以上)
教室の一番後ろの座席でも黒板の文字を読めます。
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B判定(0.7〜1.0未満)
黒板の文字をほとんど読めますが、小さい文字は見えづらい為、視力低下の疑いがあるので、眼科へ受診した方が良いでしょう。
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C判定(0.3〜0.7未満)
前の席でも小さな文字が半分くらいしか読み取れず、後ろの席では黒板の文字が見えづらい為、早めに眼科へ受診しましょう。
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D判定(0.3未満)
視力矯正器具がないと一番前の席であっても文字が見えません。
早めに眼科へ受診しましょう。
診療案内弱視・斜視
弱視とは?
視力の成長時期に何らかの原因により視力が十分に成長せず、眼鏡やコンタクトレンズを使っても正常な視力が得られない状態を弱視と言います。
視力は10歳頃まで発達していく為、10歳を超えるまでに適切な治療を行わなければ、視力矯正器具を使っても十分な視力を得る事ができません、その為、早期発見と治療が重要となります。
弱視の原因と治療
弱視は、大きく分けて以下の4つの原因が考えられます。
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屈折異常弱視
遠視や乱視、近視が原因で弱視となります。
物を見てもピントがあわせられず常にぼやけた視界になっている為、視力が発達しません。治療法
きちんと物が見えるように目に合った眼鏡を装用します。定期的な検査を行い視力の発達を調べ左右差が出てきた場合には、追加で処置を行います。
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不同視弱視
右眼と左眼で視力に差があり、見にくいほうの眼を使わないことが原因で弱視となります。片目は見えているので、弱視である事が気づかれにくいという特徴があります。
治療法
屈折異常弱視と同様に眼鏡を装用する治療を行います。しかし、見にくい方の目を使えない事も多い為その場合には、見える方の目にアイパッチをし、積極的に見えない方の目を使う特訓を行います。
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斜視弱視
斜視が原因として起こる弱視です。
斜視ではない目は正常である為、片眼性の弱視となります。治療法
治療としては斜視を治す事となりますが、斜視の治療を行なっても視力が出ない場合、斜視が再発する可能性もある為、健眼遮閉などの弱視治療と併せる必要があります。
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形態覚遮断弱視
形態覚遮断弱視とは、先天白内障や眼瞼下垂、眼窩腫瘍、眼瞼腫瘍などを原因として起こる弱視です。発見が遅れるほど予後が悪くなる恐れがあるので特に注意が必要です。
治療法
形態覚遮断弱視である場合、原因を取り除く事から治療が始まります。その後経過を観察し、眼鏡やアイパッチなどを使用し弱視治療を行います。
斜視とは?
通常であれば対象を両目で見つめ視線は同じ方で揃いますが、何らかの原因により、両目の位置を調節するバランスが崩れ片方の目が外側や内側に視線がズレている状態を斜視と言います。
両目で物を見る事により立体感のある像として認識しています。これを立体視と言います。
立体視は生まれつき備わっている訳ではなく、成長とともに立体視を獲得していくので、幼少期、特に視力が発達していく大事な時期に適切な治療を行わないでいると、立体的に物を見る力が弱くなってしまいます。また、両目のバランスが崩れた状態で放置していると弱視の原因にもなります。
斜視の種類
斜視の治療法
斜視の治療法として斜視矯正用の眼鏡の装用や手術、訓練などが治療法としてあります。
斜視の状態によって治療方針を決定します。
調節性内斜視である場合、眼鏡を装用する治療のみで斜視の改善が見られ場合があります。
診療案内オルソケラトロジー(自費診療)
オルソケラトロジーについて
オルソケラトロジーとは、就寝前にレンズを装用し、朝起きてから外すコンタクトレンズとなります。
コンタクトレンズは就寝時の装用は禁忌ですが、オルソケラトロジーは逆に就寝時に装用し角膜の形を矯正させる事で視力を回復させます。特にお子様の場合、角膜が柔らかい為、視力矯正の効果が現れやすく、早く治療をはじめるほど近視の進行を抑制する事が期待できます。
オルソケラトロジーの
メリット・デメリット
オルソケラトロジーのメリット
- 日中は眼鏡などの視力矯正をする事なく裸眼で生活できます。
- スポーツをする方や、コンタクトレンズ、眼鏡が向かない方も安全にできます。
- レーシックなどの手術を受けることに抵抗がある方でも、オルソケラトロジーなら使用を中止すれば角膜が元の状態に戻るため侵襲的な治療に比べリスクは低くなります。
- オルソケラトロジーの使用を早期に始める事で近視の進行抑制効果が期待されます。
オルソケラトロジーのデメリット
- 強度の近視や乱視の方はオルソケラトロジーを使用しても矯正できない場合があります。
- 昼用のハードコンタクトレンズと同様の合併症のリスクがあります。
- 装用を開始しても視力が安定するまでは見えづらい事があります。
- 装用によりハロー・グレア現象が起きる場合があります。
オルソケラトロジーの費用(両目)
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カウンセリング・適応検査
● 適応検査代・・・・・・・・・0円
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お試し装用
● 検査・診察代・・・・・・
6,000円
(2回分)翌日・1週間
● トライアルレンズ管理費・ 20,000円
● 初回ケア用品セット・・・ 4,500円Step01+Step02= 30,500円 中止・続行する場合問わずレンズ管理費の5割分返金・・10,000円
※レンズ返却で返金されます -
治療を続けていく場合
● 定期検査代(6回分)
3,000円×6回=18,000円
(2週間後/1ヶ月後/3ヶ月後/6ヶ月後/9ヶ月後/12ヶ月後)
● 製品レンズ代・・・・・・ 70,000円
合計:108,500円
診療案内眼鏡・コンタクトレンズ処方
ご自身に合った適切な矯正を
当院では、患者様おひとりおひとりに合ったメガネ・コンタクトレンズの処方を行っております。
視力の低下には近視や遠視、加齢によるものもありますが、白内障や緑内障といった疾病が原因となっておこる視力障害の可能性も考えられる為、視力の低下を感じた際は一度眼科へ受診しましょう。
コンタクトレンズは、もしもの時に人体へのリスクが高い高度管理医療機器となります。その為、コンタクトレンズの装用を始める場合、眼科で検査・診察行いましょう。
当院にて、コンタクトレンズ処方をご希望の際は、使用している眼鏡の持参をお願い致します。
併設のコンタクトレンズ専門店がございますので、コンタクトレンズが初めての方も安心してコンタクトデビューをする事ができます。